アイルランドの旅・1
アイルランドの旅・2
アイルランドの旅・3
の続きです。ウェストポートからゴールウェイへ。
歩き疲れてぐっすり眠って、起きてゆっくりバスタイム。そして朝食へ。
いく先々で朝食を撮っていますが、あまり変わらない感じですね(笑)
今回はパンケーキを食べてみました。マッシュルームのソテーも美味しかったなぁ。この日は待ち合わせなどもしてなくて、1人でのんびりな朝食でした。
そうそう、ホテルのエレベーターについて。というか、フロアの数え方についてですが、地上階はGなのです。つまり、1のボタンは実際は2階。閉めるボタンがないところもあったりしました。
この日は朝から雨が降っていて冷え込んでいました。午前中は自由行動だったので、せっかくなので街の散策に。教会や紅葉がびっしりと美しいおうち、派手な黄緑色のお店やさん、ハロウィンの飾り付けなども見られました。
黄緑色の建物は、なんというか…お店なのですが、コンビニではなく、おもちゃとかも売ってたりするし、昔ながらの商店、みたいな感じでした。お土産物もあったのでちょこちょこっと選んで購入。他にも本屋さんや、スピリチュアルショップ、日本でいう100円ショップみたいなところ(2€ショップ)などをのぞいて、ホテルに戻りました。
午後からは、ウェストポートハウスへ。どんよりとしたアイルランドらしいお天気の中、傘をさして庭園の道を歩いていきます。途中には羊がいてのどかな風景です。
館に入る前にぐるりと一周してみると、裏側には川が広がっていました。外から見ただけでも、かなり大きな建物です。そして中は…
数々の部屋があって、約30くらい。バスルームや子供部屋、モーニングルームといった女性たちが集まっておしゃべりする部屋、どれもうっとりするような調度品でした。
そして、本物かと見間違いそうになるくらいの精巧な蝋人形で、当時の様子が表現されていました。
動画を撮ったのですが、蝋人形だとわかっていて見直しても、動き出しそうです^^;そして、ハープの側にはカロランが。緑のハープが美しかったです。
ウェストポートを後にして、ホテルに戻ると雲の切れ目から太陽が顔を出してきました。これから、ハープのホームコンサートへと出発です。
お天気はよくなりましたが、雲がとても低い。アイルランドらしい景色だそうです。緑がどこまでも続いています。
そして、コンサートをしてくださるおうちに到着。
えっ、これ、ご自宅なの?っていいたくなるような素敵なおうちです。周りは草原に囲まれていて、大きなガラス窓から開放的な景色がみられます。アイリッシュハープ、コンサーティーナも演奏してくださいました。毎日のようにアイリッシュ音楽に触れる旅、なんと贅沢な時間でしょう。ここまで連れてきてくださったバスの運転手さんは、「なんでこんな何もないおうちへいくんだろう?」と不思議がっていたそうですが、コンサートを一緒に聴いて、感動したそうです(笑)。
たっぷりと堪能し癒されて、予定より1時間ほど遅れつつ、今夜の宿へと向かいます。
バスの中はさすがに疲れたのか、みなさん眠っていたようで静かでした。私も少しうとうとしつつ、時々外の景色を眺めて、宿泊先のB&Bに着いたのは、21時半を回っていました。
B&B Anabelle Lodge
ゴールウェイの中心地から20分ちょっとくらいの場所にあります。周りには他にもB&Bがありました。
そして、今日はこれで終わり…ではないのです。この日、アイリッシュパブに行ける人は行きましょう〜、ということで、22時に待ち合わせして行く予定になっていました。ところが、こんなに遅くに着いたこともあり、「今日はもう休みます」という方が多く、なんと私とハープの先生の2人で行くことに。
私1人のためにパブに連れていってもらうのは何だか気が引けてしまったのですが、でもやっぱり行きたくて(笑)、チェックインして荷物を置いて、ちょっとだけ食べ物をもぐもぐつまんでアイリッシュパブへ。
…行って大正解でした。すごくいい演奏が聴けたと思います。徐々に演奏者が増えていき、最後は7人も。ハープ、アコーディオン、バウロン、フルート、フィドル、スプーンズ、ギター。めちゃめちゃよかったです。人もそんなに多くなく、地元の方が多い、地元の方がおすすめするアイリッシュパブでした。しかも、歌も聴けて、落ち着いた空間で大満足の夜でした。
2時間ほど聴いて帰り着いたら、0時半を回っていたかな。でも、疲れより、素晴らしい音楽で満たされて充実して、なかなか寝付けませんでした^^;
でもおやすみなさい。5へと続きます。
さゆら