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占い師の悩みって似たような道を通りますシリーズ「占い師って一体何なの?」

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みなさまこんばんは、音と神託の紡ぎ手さゆらです。

占い師歴12年目ともなると、色んな道のりをやってきた、というのがあります。その中で、一番私が葛藤したのは…

「占い師って言いたくない」

でした(笑)

今は、言いますよ。「占い師です」って。

でも、オラクルカードリーディングを始めた頃は自分の中で「占いの定義」が明確じゃなかったのでなんとも言いづらい気持ちがありました。

その背景には、私自身が「別に占いにハマって占ってもらった経験がなかった」というのもあると思います。自分の悩みは自分の中で考えて答えを見つけ出して行動する、というのが当たり前だったので、占いに行くという選択肢がそもそもなかったのです。

実際、自分の人生は自分で切り拓いてここまできましたしね。

なので、占いそのものについての認識は

 

何だか怪しい。
生年月日で決まりきったことを知るだけのもの。

 

だったのです。そして、私自身が誰かの相談を受けてリーディングするときは、

 

ふわふわした感じとか、

大丈夫大丈夫、なんとかなるよとか、

 

こういうことを言いたくなかったんですね。もちろん、言われたい人もいると思うし、スピリチュアルな目線で伝えることもあったんですが、もともと私は現実主義者でもあったので、現実的な行動が伴うもの、具体的なアドバイスを主軸に伝えたいという思いがありました。

 

だから、私がやってることは「占いじゃない」と言いたいのに、

 

じゃあ、何なの?と問われると答えられない(笑)

 

一言で自分の仕事をプレゼンできないってどうよ、とずっと考えていました。納得できる答えが見つかるまでの間も、お客様はきてくださいましたし、喜ばれることも多々ありました。

 

そんな私も、12年目を迎えた今は、堂々と「占い師」と言っています。いえ、実際はもっと前から自分なりに納得のいく答えを見出したので、その頃から「占い師」と言えるようになりました。

 

これって、誰もが通る道で、どういうことかというと、

 

あなたはどんな占い師になりたいのか?

 

ということなんですね。
占いの定義とか、こうあるべきとか、こういうものだ、なんて、

 

全部ぶっ壊してしまえ

 

とある日の私は思ったのです。だって、自分にそぐわないなら自分にぴったりとハマるものを創ればいいんだ、って。じゃあ、どうする?とお客様のことを色々と考えたり、想像したり、そこでの自分の役割について考えをまとめていきました。

 

お客様は色んな悩みを抱えます。
相手の気持ちがわからないから動けないとか、周りに迷惑がかかるから仕事がやめられないとか、会社の評価があるから頑張らないといけないとか、とかとかとかとか…

 

そうした気持ちを人が抱えるのも自然だし、そういうことって世の中からなくならないし、私はそういう人にダメ出ししたいわけじゃない。

 

もっと生きやすく、自分で人生を動かす・創造する喜びを感じられる人を育てたい

 

神さまや天使や、守護霊・守護天使、マスター、宇宙とかスピリチュアルな面もたくさん学んで、それに救われた面はもちろんあるのですが、私たちは人として生きてここにいるから、その「人としての今」をよりよく楽しむ、幸せに過ごす現実的なアドバイスの方に重きをおきたい、それが私の仕事だ、と気持ちがはっきりとしたのです。

 

宇宙の真理がどうとか、スピリチュアルメッセージがどうとか、宇宙と繋がることでどうとかより、私たちは今この地球上で命をいただいて生まれてきて、生かされていることへの感謝と、生きとしいけるものが関わり合って、ときにぶつかったり折り合いをつけながら生きていくことの方が、しっくりと馴染むんだと気づきました。

 

これは私が思う「占い師のあり方」です。

 

このように思い至って答えがでてきてからは、「私は占い師です」と名乗ることに躊躇いも気負いもなくなりました。

 

今でも占い師です、というと「オーラが見えるんですか」「未来が見えるんですか」とかって気軽に訊いてくる人は後を絶ちませんが(笑)、何を言われても気になりませんし、にこやかに答えます。

 

占い師になりたての方、これからなろうという方、色々と迷ったり葛藤している方へ。

 

あなたは、どんな占い師ですか?またはどんな占い師を目指しますか?

 

答えはすぐにでないこともあります。そして、答えが上書きされてバージョンアップされていくこともしばしばです。自分らしい、自分だけの「占い師のコンセプト」をしっかり見据えていきましょうね。

 

※念の為。スピリチュアルを否定していません。むしろ私は肯定派です。スピリチュアルの定義も人それぞれですので。

スピリチュアルな面を何年も学んで、現実的なことも沢山経験してきて、ここで書いたこととは別に「スピリチュアルは日常だ」と思っている私の感覚もあるのですが、それを話し始めると本当にキリがなくなるのでまたいずれかいてみたいと思います。

 

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音と神託の紡ぎ手 さゆら

 

 


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