みなさまこんにちは。音と神託の紡ぎ手さゆらです。
自分に合っている、合っていない、どうだろうか、と悩むことってありますよね。今日はそれをテーマに私の経験談とそこから気づいたことを書いてみたいと思います。
私は今、LINE占いでチャットと電話とメッセージ鑑定をしています。電話鑑定については、昔、どこだったかもう忘れましたがオーディションを受けてまるでダメダメで(笑)その当時は「私には向いていない」と思ったものでした。でも、今は電話鑑定もお客様から喜ばれてお役に立てることがとても嬉しいです。
では、過去と今は何が違うのか、思い出しながら書いてみたいと思います。
当時、もう何年前だったでしょうか…多分10年くらい前のことだと思います。宗像に小さなサロンをつくり、まだまだお客様が少なかった頃のことです。電話鑑定で収入を増やそう、と思ってネットで色々と探し、オーディションを受けることになりました。
そして、オーディションをする、ということになってスタートした直後に、
「あ、私やりたくないな」
と思ってしまい(笑)、それはもう酷いオーディションになりました。もちろん不合格だし、自分には無理、合ってない、とさえ思いました。その時は電話鑑定のノウハウをまるでもっていなかったのと、今講座で教えているような「鑑定の組み立て、展開の仕方」がしっかり出来上がっていませんでした。大体できていても、明確にできていない、そんな未熟な状態だったのです。
その後、そんなことも忘れて対面のお客様のご依頼を受けながら時は流れ、LINE占いでチャット鑑定をするようになりました。そして、電話鑑定もしてみようか、となったときに、
上手な人の鑑定の進め方とかやり方を知りたい
と思い、勉強しました。勉強した、といってもとある場所で電話鑑定している人のやりとりを聞かせてもらって、ふむふむ、こんな感じなんだ、へー、こうするといいのかな、みたいなものです。
それでも、以前やってみたときにうまくいかなかった記憶があるので、あまり気乗りはしていませんでした。チャット鑑定でたくさんご依頼をいただいていたし、リピートのお客様もいらっしゃったので、電話鑑定を頑張ろう、というほど思い入れがありませんでした。
でも、お客様からわざわざ「今は電話鑑定してもらえないですか?」と言われたりして、お断りするわけにもいかず電話待機もするようになって、鑑定数が少しずつ増えていきました。それでもチャット鑑定に比べて経験が浅いので、ストレスやプレッシャーを感じることも多くて、緊張しながらもお客様のお役に立てるなら、と気持ちを奮い立たせていました。そして、鑑定を終えると「1人反省会」の時間をとることも多かったです。
そうしてまた時は流れて、今では電話もチャットも全く抵抗なく待機して鑑定して、という状態になりました。よりお役に立てるように、わかりやすく伝えられるように、という思いで積み重ねたことがちゃんと自信となって、気負わずにできるようになりました。
とてもよい経験をさせてもらえた、としみじみ思うのです。10年前に「できないから」といつまでもそれを引きずって「やらない」になるのではなく、もう1度チャレンジしてみよう、反省を活かそう、ある程度件数やってみて、それでもダメなら諦めよう、という気持ちで取り組むことができました。
10年。結構長いですね(笑)
できれば、今後取り組むことはもうちょっと早く気づきたいものです^^;
とはいえ、合っている合っていない、向いている向いていない、ってそんなすぐにわかるものではないです。たとえば1、2回やってみてダメだったから自分には合わない、というのはちょっと判断が早すぎではないかな、と思うのです。
まずやってみる、工夫する、試してダメなら別のやり方を模索する。
人生そんなに長くはないけれど、だからといって最短距離で何もかもやろうというのもちょっと違う気がします。無駄なく、合理的にやりたいは大事なんですが、その時にちょっと気にかけて欲しいのが、
自分自身の可能性をもう少し信じてみようかな
ということです。
できるようになるのに時間がかかるのは「必要な時間」であって、「無駄な時間」ではない。色々と手を尽くしてやってみて、区切りをつけよう、と自分の心が納得して次に向かうようにしたいですね。
これって、人間関係も同じで、「あいつ気に入らないから」で排除するのは簡単だけれど、そんなことが言えるほど相手を知っているのかというと、実はそうでもなかったり。誰かの話を鵜呑みにしている、先入観で判断してしまったりもあるかもしれません。
実際、付き合いづらい人と3年以上、折り合いをつけつつ腹がたつこともありつつ、許容できる距離感を見出して関わりが続いていく、ということもありました。逆に、3年くらい頑張ってみたけれど、どうしても馴染めなくてこちらからそっと離れることもありました。
今、あなたの心の中に、自分に合っていないとか、向いていないと感じていることはありますか?
どれくらい、その「合っていない、向いていないもの」に対して知っているでしょうか?
または、自分の可能性をそこで閉じても本当にいいのかな、と考えてみたことはあるでしょうか?
そんなことを時々、振り返って考えてみるとよいと思います。
ま、いつでも「終わらせることはできる」のですからね。
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音と神託の紡ぎ手 さゆら