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アイリッシュハープと向き合い続けて知る癒し

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みなさまこんにちは、音と神託の紡ぎ手さゆらです。

アイリッシュハープを習うようになって12年が過ぎようとしています。学校の授業でしか音楽に触れたことがない私が、大人になって12年も続けてこられたのは、アイルランド音楽が好きだということもありますが、ハープの癒しが本当に優しくて、気持ちがいいものだからなのだと思っています。

今日はハープによるセルフセラピーについて書いてみたいと思います。

アイリッシュハープの音色、ハープの音色は耳に心地よく響きますし、ハープのボディ部分が身体に直接触れて響くので音のシャワーを存分に浴びることになります。私がよくインスタでアップしている動画のハープは432hzに調弦しているのもあるからか、とてもリラックスするように感じています。

ただ、そんな私でも、

ハープ弾きたくないな〜

と思うことはあって、それはどんな時かというと大きく2つあります。1つめは、練習している曲が思うように弾けないとき。これは練習の過程でよくあることですし、コツコツ練習して上達するのを根気強く取り組むことでクリアしていけます。

今回テーマにしたいのは、2つ目の理由。それは、

不快な出来事があって気持ちが落ち込んだとき

です。
毎日「いい1日だった」と思うことの方が多い私ですが、その1日の中で、嬉しくない出来事だってもちろんあります。思うようにいかないことだってあります。切り替えは早い方ですが、それが難しいこともあるわけです。
そして穏やかとはいえない状態でハープを弾くと、これがまあ見事に音色にでてくるんですね^^;

ささくれた気持ちで弾くとささくれた音がでますし、イライラした気持ちで弾くとイライラがそのまま音色に表れてきます。感情がそのまま音に入ってしまうんですね。

でも、そんな風に気持ちが荒れたり苦しいときこそ、ハープに向き合うことが癒しになるのです。

不機嫌な気持ちでハープを奏でていると、その不快な音にため息がでたり、悲しくなったり、しばらくの間は何を弾いても癒しとは程遠い音がでてきます。それでも弾き続けていくと、自分の中に渦巻いている感情が音色にのって出尽くして心が空っぽになるというか、苦しかったり不快な気持ちが解放されていくのです。そうして心が落ち着いてくると、クリアな音、優しい音色がでるようになって、心地よさで満たされていくのを味わうことができます。

曲を弾いたからとか、上手に弾けるから、というのではなく、ハープを始めたばかりの初心者の頃でも、音階やアルペジオをシンプルに練習しているだけでもそのように感じていたことも、長く続けていられる理由の1つだと思っています。

 

……ブログ書いていてハープが弾きたくなってきました。(笑)

 

ハープの癒しに関しては色んな方が論文出したり協会つくったりしているのですが、そうしたこととはまったくご縁もなく無関係ですが、私なりに12年ハープと付き合ってきての体験から得た気付きを書いてみました。

アイリッシュハープに興味をもってくださる方が増えるといいな、という願いをこめて。

さゆら


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