みなさまこんにちは、音と神託の紡ぎ手さゆらです。
今回はアイリッシュハープについて語ります。タイトルにも書きましたが、グランドハープよりは小さいものの、アイリッシュハープって結構体力使うのです。
傍目から見ると、優雅で繊細な感じ、しますよね。私もそう思っていました。確かに繊細な楽器だし音は美しいし、天上の音楽といわれるだけのことはあります。でもね…
そこそこ大きいでしょう?34弦のアイリッシュハープです。コンサートや発表会ではこのハープで演奏します。そして気になるお値段…じゃなくて重さは、約11kg。
約11kg
です。11kgのハープを右肩にもたせかけて弾くわけですから、なかなかの重量が身体にかかってきます。
10kgの米袋がよりかかってきている状態で演奏している、とイメージしたらわかりやすいでしょうか(笑)
重さの想像がついたところで、今度はハープを弾く姿勢についてお話しましょう。
ハープを右肩にもたせかけて、背筋を伸ばして、お腹に力を入れて、両手を弦にセットするわけですが、両脇をあけた状態になります。
二の腕が、鍛えられる感じです。(個人差はあると思います)
演奏している姿も美しくありたい、と思うと、腹筋背筋を使うことになります。今でもよくやるのですが、基礎練習のときは特に、姿見を目の前に置いて姿勢チェックしながらやります。ちょっと疲れてくると、いつの間にか背筋を伸ばした状態でなくなってきて、全然優雅じゃない…と知ったときの衝撃はかなりのものでした(笑)ほんと、カッコ悪い。
世の中の有名なハーピストさんたちは、華奢な感じがする人でも、ある程度鍛えているんだな、と思うのです。グランドハープなんて尚更、と思ってしまいます。
そんなわけで、アイリッシュハープといえど、重さは侮れない。腹筋背筋その他色んな筋肉が使われている、ということですね。
毎日何時間も練習していた時期があったのですが、今振り返ってみるとダイエット効果抜群だったのではないか、と思ってしまいます(笑)。練習したらよくお腹が空いたし、よく食べていた割に太りにくかったです。
まあ、ハープダイエットなんてことはさすがにないと思いますが、今日も楽しく練習したいと思います(^^)
♪宗像、福津、岡垣近郊でアイリッシュハープ演奏・教室講師をしています♪体験レッスンもあるのでお気軽にどうぞ♪
音と神託の紡ぎ手 さゆら
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