みなさまこんにちは、音と神託の紡ぎ手さゆらです。
今日はちょっと堅い話。占いは学問だ、と私が思っていることを書いてみたいと思います。
占いはとても奥深い学問だな、と特に感じるのはここ数年です。この10年以上、色んなお客様とご縁をいただき、占い師、ヒーラーとして活動してきました。人の悩みは多種多様で、「こういうときこうしたらいい」の決まりきったマニュアルは存在しません。学校で勉強したことが役に立たないとはいいませんが、いわゆる「テストでいい点を取れたら素晴らしい」という考え方が全くといっていいほど通用しません。
たとえば…
しっかり勉強して、友達と切磋琢磨して、いい学校に入って大学に入って、安定したいい会社に就職して…etc
それが幸せだと、親から言われた人もいるかもしれませんね。
または、家業を継ぐことを期待されて応えることがいいことだ、とか。
私の場合は、特に父親に「教師になれ」「〇〇になれ」と子供の頃から言われてきましたが、結局どれにも当てはまらない「私でいること」を選んで今に至ります。
そんな私が、占いとは、占い師とはなんだろう、とずっと考え続けてきて、色んなジレンマや矛盾に思えることに自問してきて、たくさんのお客様のご相談に向き合ってきて、得た答えが
「占いは人生を幸せにする学問」
「占い師は、人生を幸せに生きる手助けをする存在」
です。
占いに何を求めるかは人ぞれぞれですし、お客様それぞれなのですが、私のリーディングを受けて現状を打破するだけでなく、「未来へ歩いていくための気づきを得た」と思ってくださることを目指しています。これは、私自身がリーディングするだけでなく、少しずつ増えている講座の生徒さんたちにも伝えたい思いでもあります。
みなさんは占いで相談するときに、どんなことを期待しますか?恋愛、仕事、お金、未来について、人間関係、本当に色んなことで人は悩み、迷い、選ぶことを恐れ、前に進むことを躊躇います。それは私も例外ではありません。そして、そうした悩みの多くは「学校で勉強として習っていないこと」なので、まさに「どうしたらいいかわからない」となって身動きがとれなくなるように思います。
そんなときに、占い師はさまざまなツールを使ってあなたの「現在地」を設定し、そこからどのように進んでいくことが「幸せ」なのかのナビゲーションを務めてくれる存在だと考えています。少なくとも、私はそれを目指してお伝えしています。
その人にとって何が幸せで居心地がいいのかを、未来はどうなりたいのかを見つけ出し、そこへ到達するためのプロセスや流れを占いで読み取って提案していく。占いのスキルは当然のごとく必要ですが、相手の意図を見つける、把握する、理解するなどの読解力もかなり重要だといえます。
そして、私の中ではそれら全部をひっくるめて「占い」と捉えています。タロットができる、霊視ができる、ご先祖さまの声を聞ける、手相が、四柱推命が…それらは「参考書や解説書」です。むしろ、どう使いこなしてお客様の幸せのために尽くせるか、です。そしてそれは、お客様に対してだけでなく、自分自身が悩み迷ったときに、自分のことを客観的に見つめ、どのようにしていくことが幸せなのかを選び取ることができる「力」にもなります。
そうなるともう、毎日が勉強です。学校で出される宿題なんて可愛いものです。そして、終わりがありません。伝えたことでお客様の人生が好転したのかも確かめる方法はありません。(時々、うまくいったとご報告をいただくことはあります)
…なんだかここまで書くとすごく大変な修行に見えてきますね^^;
まあ、本気で占い師としてお客様に尽くすというのは、そういうことなのだと思って活動しています。
※もちろん、占いを楽しむコンセプトでやっている方はそれで幸せならよいと思います(^^)
そして、人生を幸せに生きるための学問、とタイトルに書いていますが、お客様のために毎日の生活の中から学ぶことは、自分の人生を豊かにしてくれるものでもあります。誰かのお役に立てることは喜びであり、愛をもって人と関わることの大切さを実感して過ごすことができるようになるといえます。
占い師としてお役に立ちたいと思っている方、自分自身の人生を占いでより幸せにしたいと思っている方がいらっしゃいましたら、一度サロンでリーディングや講座を受けてみてくださいね。そこで自分自身に向き合ってみると、今後の人生をどうしたいのかを見つけることができると思います。
ご予約・お問い合わせなどはお問い合わせからお願いしますね(^^)
音と神託の紡ぎ手 さゆら